バランがショートしたので修理つづき

修理したバランの電気特性

  修理したバラン外観は写真3です。配線ミスを防ぐため3線とも別な色を使いました。

                      


       写真3 修理完了後のバラン->
周波数MHz 1.77 3.16 5.62 10 17.7 31.6 56.2
r+jx 54 abs10 55 abs8 58 abs0 61 abs0 72 abs0 108 abs0 81 abs18
SWR 1.2 1.2 1.1 1.1 1.2 1.4 1.8
A balance short 13 abs0 22 abs0 31 abs25 71 abs25 193 abs0 138 abs0 52 abs19
B balance short 9 abs0 14 abs0 21 abs15 41 abs29 100 abs18 234 abs0 72 abs31

@2行目はバランス出力側に51Ω固定抵抗をいれたときの同軸側から見たr+jxの値。 
A3行目は@とおなじ条件でのSWRを示す。
BA平衡出力側を同軸グランドに接続したときのr+jx
BB平衡出力側を同軸グランドに接続したときのr+jx      

表 1 修理したバランの特性表

まとめ
  @修理したバランは3.5MHzから28MHzまで使えそうである。
  Aテフロン外形φ1mm 導体半径約φ0.5使用の平行線路の特性インピーダンスは 2線で130Ω 3線で82.2Ωであった。欲を言えばもうちょっと導体直径の大きいテフロンの薄い電線が手に入れば50Ωとなったのだが・・
するともっと特性がよくなったと思います。
  B修理したバランは極端なアンバランス負荷においてはバランスがくずれる。しかし完全バランス型バランでは仕方がないことと思う。極端なアンバランス負荷ではソーターバランを使うほうがよい。
  C後悔後に立たずでありますが、故障まえのバランの特性を測りたかった。
  D75pF2個直列の役目ですが3.5MHzや7MHzのSWRが0.1ほど改善されたのですが整理中にデーターを紛失してしまった。次回屋根からアンテナを下すことがあったら、再測定してみます。

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<−写真4 
  使用したMFJ-269 SWR analyzer と銅バーを使いバランス出力側A,Bをショートさせてr+jxを測定している様子。