RF電流計を組み立てた。                           2005年6月10日

デジタルRF電流計がCQ ham radio 8月号p32掲載山村英穂氏設計「デジタルRF電流計」に掲載されていたので、今回私のリグFT100のテレホンアイとTVI退治の道具として作ってみることにした。 
大進無線http://www.ddd-daishin.co.jp/でキットが出されていたので早速購入した。完成した電流計はキットだけあってなかなかかっこいい!

こんな大きな洗濯ハサミがあるとは知らなかった!丁度カットコアが中に入り非常に調子がいいいい。この電流計どんな特性かはCQ誌に詳しく掲載されているが自分で測定しないと気が納まらないので測定してみた。SGの出力端子から同軸をつなぎ47オームの抵抗で終端した。でもループ状なので共振してしまうがここは目をつぶる。周波数特性を上段、ゲインを下段に示す

RF電流計の周波数特性
周波数Mhz 1.0 3.0 10.0 30.0 50.0 100.0 144.0 191.0 300.0 430.0 500.0
直流電圧mv 130.1 165.6 178.6 161.4 149.7 80.5 28.5 0.3 106.6 89.7 7.6
RF電流計の電圧特性 10Mhz
高周波電力dbm -25.0 -20.0 -15.0 -10.0 -5.0 0.0 0.5 1.0 5.0 10.0 17.0
直流電圧mv 0.3 1.1 3.1 7.5 16.3 34.6 37.0 39.6 66.7 124.0 254.0

191Mで共振したようだがこの電流計なかなか高周波特性がよく300Mまでは拾ってくれそうだ。また感度も-25dbmから17dbmまで振れてくれることが分かった。

TVI退治
 FT100のHF同軸にRF電流計をはさむと75mvをさした。6dbmくらいか?また、電源線にはさむと70mvを示した。HF同軸にはローパス、コモンモードフィルター、#43トロイダルコア10個をはさんであるので(大げさかと思うが効果がないのでどんどん増やした結果・・です トホ)これ以上はやめとして、電源線に#43トロイダルコアを10個つけたら、なんとRF電流計の指示が0mvとなった。これはいいわいとテレビ、電話をチェックするとムム!!7Mでは50W(当局は移動局です)だしてもテレビ、電話にインターフェアが入らないではないか!3.5・1.9Mでは1チャンネルに少しはいるが私の欲目か気にならない程度になった。FT100とテレビは同じ100V線でかつ1メートルも離れていないのでアイが入るのは仕方ないと思っていたがいい結果がでてうれしい。おかげで2005岐阜コンテスト安心して参加できました。

 今まで勘でアイ退治をやり効果がなかったが、RF電流計を使うと定量的に高周波電流を測定できアイ対策がはかどった。しかし電源線にコモンフィルターを入れるとこんなに利くとは思わなかった。

デジタルRF電流計を作って(キットだから組み立ててかな?)すでに2年。先日1号を友人にあげでしまったのでもう1台作ることにしました。初回の測定内容をあらためて読みなおすとなんと雑な測定かと自分でもあきれてしまった。2代目はもうちょっとましに測定しましたのでご覧ください。

2号機の周波数特性


山村に敬意を表してやたら名前を入れてしまいました。やはり144メガは苦しいが何とか測定可能。
1号と同じような周波数特性を持っていました。・・・あたりまえか?
ピークは10メガのようです。

感度特性


感度は10dbm以上は計っていませんが使用したSGの最高電力が10dbmなのでこれ以上は計れませんでした。実際はこれ以上あるはずです。

感想

TVI、BCI退治ではどこを押さえたらどのくらいアイが減ったかの判定がいままでは”なんとなく”が多かったがこの高周波電流計を使えばアイの量が一つの指標として数値化できるのが一番の魅力と思いました。
この高周波電流計を使った例は フェライトバーを使ったコモンモードフィルターを参照ください。

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50オームSGで10dbm出力47Ω抵抗負荷をクランプした結果

2号RF電流計を組み立てた                           2007年5月27日